要介護認定 完全ガイド
親の介護サービスを使うには要介護認定が必要。申請から認定までのフロー・等級別のサービス限度額・訪問調査の準備・不服申立まで実務目線で解説。
最終更新 2026-05-20介護 / 要介護認定約5分で読めます
7 段階の認定区分
| 区分 | 状態の目安 | 月限度額 |
|---|---|---|
| 要支援 1 | 日常生活はほぼ自立だが、一部支援が必要 | ¥50,320 |
| 要支援 2 | 日常生活の一部に支援が必要 | ¥105,310 |
| 要介護 1 | 入浴・排泄・食事の一部に介護が必要 | ¥167,650 |
| 要介護 2 | 複数の生活場面で介護が必要 | ¥197,050 |
| 要介護 3 | 起き上がり・歩行・排泄に常時介護が必要 (特養入所基準) | ¥270,480 |
| 要介護 4 | 日常生活に全面的な介護が必要 | ¥309,380 |
| 要介護 5 | 寝たきりの状態 | ¥362,170 |
※ 限度額は介護保険サービスの上限。1〜3 割の自己負担。残りは介護保険給付。
申請から認定までの 5 ステップ
- 申請: 市区町村役場の介護保険窓口 (本人・家族・地域包括支援センター等が代行可)
- 訪問調査: 認定調査員が自宅訪問 (74 項目チェック)。1〜2 週間以内
- 主治医意見書: かかりつけ医に作成依頼 (役所が直接連絡)
- 介護認定審査会: 訪問調査結果 + 主治医意見書で判定 (1 次・2 次)
- 結果通知: 申請から 30 日以内が原則。要介護度が決定 → ケアマネージャー選びへ
訪問調査でのポイント
- 普段の状態をありのままに: 「できるか」ではなく「実際にやっているか」を伝える
- 家族同席を推奨: 本人だけだと「できる」と過大評価しがち
- 排泄・入浴の具体例: トイレで失敗する頻度・入浴に何分かかるか等
- 認知機能の症状: 「同じ話を繰り返す」「物忘れ」等を具体的に
- 夜間の様子: 夜の徘徊・トイレ介助の必要性等を伝える
よくある質問
- Q. 要介護認定の申請方法は?
- 市区町村役場の介護保険窓口に申請 → 訪問調査 (1〜2 週間後) → 認定審査会 (1 ヶ月程度) → 結果通知 (申請から 30 日以内が原則)。本人または家族が申請。
- Q. 要支援と要介護の違いは?
- 要支援 1〜2: 軽度な支援が必要。介護予防サービスのみ利用可・限度額月 5〜10 万。要介護 1〜5: 介護が必要。介護サービスフル利用可・限度額月 17〜36 万。
- Q. 認定結果に納得できない場合は?
- 介護保険審査会に「不服申立て」が可能 (60 日以内)。または「区分変更申請」(認定後でも症状悪化等で再申請可)。再認定では新たに訪問調査・審査が行われる。