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介護リフォーム 完全ガイド

手すり・段差解消・浴室改修などの介護リフォームは 介護保険給付 + 自治体補助で実質負担を大幅に減らせます。要支援 1 以上の認定があれば 20 万円までの 9 割が給付されます。

最終更新 2026-05-20解説記事 / 介護6分で読めます

介護リフォームの種類

  • 手すり設置: 廊下・階段・浴室・トイレ (1 ヶ所 2〜5 万円)
  • 段差解消: 玄関上がり框・浴室の段差 (3〜15 万円)
  • 滑り止め床材変更: 浴室・廊下 (5〜20 万円)
  • 引き戸への変更: 開き戸 → スライドドア (8〜30 万円)
  • 洋式便器への変更: 和式 → 洋式 (10〜25 万円)
  • 浴室改修: ユニットバス入替・出入口拡幅 (50〜150 万円)
  • 玄関スロープ: 車椅子対応 (10〜40 万円)
  • 寝室・水回り改修: 1 階に介護室作り (200〜500 万円)

介護保険給付 (最大 20 万)

  • 対象: 要支援 1〜2 + 要介護 1〜5 の認定者
  • 支給限度: 20 万円までの工事の 9 割 = 最大 18 万円給付
  • 自己負担: 工事費の 1 割 (所得により 2 割 or 3 割)
  • 対象工事: 手すり・段差解消・滑り止め床・引き戸変更・洋式便器化等の 5 種類
  • 給付の流れ: 通常は「償還払い」(まず全額自己負担 → 後で給付分が戻る)
  • 受領委任払い: 自治体登録業者に限り、自己負担分のみ支払で済む方式あり
  • 1 人 1 回: 原則生涯 1 回・転居 or 要介護度 3 段階以上悪化で再給付可

自治体・国の追加補助

制度対象金額
自治体の住宅改修助成65 歳以上 or 障害者10〜50 万円 (自治体差大)
介護保険外給付介護保険上限を超える分10〜30 万円
バリアフリー減税 (リフォーム減税)50 歳以上の自宅所得税 25 万・固定資産税 1/3 減
こどもエコすまい支援省エネ + バリアフリー5〜60 万円
医療費控除医師の指示による改修所得税で還付

※ 介護保険と他制度の併用は基本可能 (重複でも問題なし)。総合的に組み合わせて自己負担を最小化。

実例別の費用と補助後負担

工事内容工事費介護保険給付実質負担
廊下手すり 3 ヶ所12 万10.8 万 (9 割)1.2 万
浴室手すり + 滑り止め20 万18 万 (上限)2 万
浴室全面改修 + 段差解消120 万18 万 (上限) + 自治体 30 万72 万
玄関スロープ25 万18 万 (上限)7 万
1 階介護室新設300 万18 万 + 自治体 50 万 + 減税 25 万207 万

業者選定のコツ

  • 介護保険指定業者から選ぶ — 受領委任払いに対応・申請手続きを代行
  • ケアマネジャーに相談 — 認定済の業者リストを持っている
  • 3 社以上の相見積 — 工事内容・金額・保証期間を比較
  • 福祉住環境コーディネーターの在籍を確認
  • 事前訪問で本人と環境を見てもらうのが必須
  • 必ず工事前に申請 — 事後申請は給付対象外 (要支援前の工事も対象外)

申請チェックリスト

  • 要支援 1 以上の認定を受けているか
  • ケアマネジャーに相談・住宅改修理由書を作成してもらったか
  • 工事前に市区町村に「事前申請」をしたか (事後は対象外)
  • 3 社以上の相見積を取ったか
  • 受領委任払い対応業者を選んだか
  • 自治体の追加補助制度を活用したか
  • 工事完了後の領収書・写真を保管したか (還付申告に必要)

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