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空き家・親の家 完全ガイド

親が施設入所・他界した後の実家。放置すると固都税が6倍に、解体費もかかる——後悔しない選択肢の整理を。

最終更新 2026-04-30解説 / 介護・相続6分で読めます

空き家問題の現状

総務省「住宅・土地統計調査」では、日本の空き家は全住宅の約14%、849万戸。うち長期不在で放置の「その他空き家」が350万戸超。

放置すると、固定資産税の住宅用地特例(1/6軽減)が外れ税額が最大6倍になるリスク(特定空家認定時)。

選択肢: 管理・売却・賃貸・解体

  • 売却: 相続後3年以内なら3,000万円特別控除(被相続人居住用)
  • 賃貸化: 維持できる物件のみ。修繕費・空室リスクと家賃収入を比較
  • 解体: 木造30坪で150〜300万円。更地化で売れやすく
  • 空き家バンク登録: 自治体運営の登録制度。地方は補助金あり
  • 寄付: 自治体・地域団体は受け取らない場合多い

税金と特例

  • 相続時: 小規模宅地等の特例(330㎡まで80%減)
  • 売却時: 被相続人居住用財産の3000万円特別控除(要件: S56以前築 or 耐震改修済、相続後3年以内、居住or事業に供されていない等)
  • 譲渡所得税: 5年超なら20.315%、超え部分
  • 放置時: 特定空家指定で固定資産税6倍化リスク

特定空家の指定リスク

2015年「空家等対策の推進に関する特別措置法」により、「特定空家」(倒壊・衛生・景観の著しく不適切な状態)と認定されると:

  • 固定資産税の住宅用地特例が外れる(実質6倍)
  • 市町村による助言・指導 → 勧告 → 命令 → 行政代執行(解体費用は所有者請求)

2023年改正で「管理不全空家」も新設され、より早い段階で課税優遇外しが可能に。

実行チェックリスト

  • 相続発生時:相続登記(2024年義務化)
  • 3年以内:売却検討(3000万特別控除あり)
  • 賃貸化:地域の家賃相場とリフォーム費用を比較
  • 解体:自治体の補助金チェック(最大100〜200万円補助の自治体も)
  • 空き家管理サービス:月3,000〜10,000円で見回り

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