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freee 会計ではじめる青色申告(2026年版)

個人事業主・副業の確定申告は、紙の帳簿で何時間も格闘する時代ではありません。freee 会計を導入して 30 分で初期設定、毎月 10 分の確認、確定申告 1 時間で完結する流れを実務目線で解説します。

最終更新 2026-05-19解説 / フリーランス8分で読めます

freee を選ぶ 3 つの理由

  1. 「○○の通帳明細を入れる」式のガイド — 簿記用語を知らなくても画面に従えば完成。
  2. 銀行/カード/Amazon の連携が国内最多 — 主要 3,000+ 金融機関に対応。地銀・信金もほぼカバー。
  3. 確定申告書を画面どおりに完成 — マイナンバーカード + e-Tax 送信まで freee 内で完結 (税務署に行く必要なし)。

プラン選び (個人 3 プラン)

プラン年額 (税込)青色 65 万こんな人向け
スターター13,068 円×白色申告 / 副業所得 100 万円以下
スタンダード26,136 円個人事業主の標準。e-Tax で 65 万円控除
プレミアム43,560 円税理士相談・電話サポート要

※ 価格は 2026 年 5 月時点。年払いで月換算 2,178 円。月払いだと割高なので注意。

初期設定 30 分でゴール

  1. 事業所情報の入力 (5 分): 屋号・開業日・業種を選択。後から変更可能なのでとりあえず埋める。
  2. 銀行口座連携 (10 分): 事業用のメイン口座 + プライベート口座でも事業利用するなら追加。ID/PW で 2FA 認証を許可。
  3. クレジットカード連携 (5 分): 同じ要領で。事業用カードがない場合は「事業利用が多いカード」を連携。
  4. 仕訳ルールの初回設定 (10 分): 連携後最初の仕訳画面で「○○ストア → 消耗品費」のようなルールを 10 件ほど登録。以後自動仕訳される。

※ 開業届と青色申告承認申請を未提出なら、freee 内で同時作成・e-Tax 送信できる。

仕訳の自動化ルール (実例)

  • 「Amazon」「ヨドバシ」→ 消耗品費 (10 万円以下の備品)
  • 「Adobe」「ChatGPT」「Notion」→ 通信費 or 支払手数料
  • 「JR」「東京メトロ」→ 旅費交通費
  • 「ガス」「電気」「水道」→ 水道光熱費 (家事按分 30〜50%)
  • 「家賃」(自宅事務所利用) → 地代家賃 (按分 20〜50%)
  • 「税理士事務所」→ 支払報酬

家事按分は仕訳の備考に「事業 30%」と記入し、決算時にまとめて調整。

毎月のオペレーション (10 分)

  1. 未処理仕訳の確認 (連携でうまく仕訳されなかったもの) → 手で勘定科目を選択
  2. 領収書スキャン (スマホアプリで撮影 → AI が自動仕訳)
  3. 請求書発行 (取引先別に PDF 発行・e-メール送信機能あり)

月末でなくとも、月内 1〜2 回まとめてやれば OK。後回しにすると確定申告期に泣くので、月 1 回が現実的。

年末〜確定申告の流れ (12 月〜3 月)

  1. 12 月末: 期末棚卸・家事按分の調整・固定資産の減価償却計算
  2. 1 月: freee 「確定申告」メニューに沿って質問に回答 (扶養・控除など)
  3. 2 月: 青色申告決算書 + 確定申告書 B が自動生成 → 内容確認
  4. 3 月 15 日まで: マイナンバーカード読み取り → freee から e-Tax 送信 (3 分で完了)
  5. 3 月末: 振替納税 (4 月 22 日引落) or クレカ納付

freee 会計を試す

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よくある質問

Q. freee と マネーフォワード、どっちがいい?
freee は「画面どおりに進めば完成」のガイド型で、簿記知識ゼロの人向け。マネーフォワードは「仕訳をきっちり管理したい」中級者向け。新規個人事業主・副業層なら freee の方が立ち上がりが早く、確定申告書を完成まで迷わず到達できます。年商 5,000 万円超や法人になると MF の方が機能豊富。
Q. プランは「スターター」で大丈夫?
事業所得が年 100 万円以下・取引が月 30 件以下ならスターターでも可。ただし、青色申告 65 万円控除を狙うなら「スタンダード」以上必須 (電子申告 e-Tax 機能がスタンダードから)。65 万円控除 = 概算 13〜33 万円の節税 → スタンダード年額 26,136 円は 1 年で確実に元が取れます。
Q. 銀行口座・クレカ連携は安全?
freee は「読み取り専用 API」で連携するため、freee 側から送金や決済はできません。万一 ID/PW が漏れても被害が出ない設計。むしろ手入力で領収書を取りこぼすリスクの方が大きいので、連携した方が経費計上の正確性が上がります。
Q. サブスクで動かす必要ある? 一度買い切りで使えない?
クラウド型会計ソフトは買い切り版がありません。理由は (1) 税制改正への対応 (毎年) (2) 銀行/カード連携 API のメンテナンス。インボイス制度・電子帳簿保存法対応も自動で取り込まれるので、買い切り型より結果的に低コスト。
Q. 他社 (弥生・マネーフォワード) からの乗り換えは?
freee は仕訳帳の CSV インポートに対応。前年までの会計データを移行できます。ただし科目体系が違うため、移行直後 1〜2 ヶ月は仕訳の確認が必要。新規開業のタイミングか、年明け 1 月の切替が一番スムーズ。

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