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収入保障保険の選び方
子育て世帯の生命保険の本命。「死亡したら家族に毎月 15 万円」を 60 歳まで月 2,500 円程度で確保できる、コスパ最強の保険。商品選びの軸と、家計の必要保障額の決め方を解説します。
最終更新 2026-05-20解説 / 生命保険約7分で読めます
収入保障保険 vs 定期生命保険
| 項目 | 収入保障保険 | 定期生命保険 |
|---|---|---|
| 受取方法 | 月額(残期間 × 月額) | 一括 |
| 保険料 (30 歳男性・60 歳まで) | 月 2,500〜3,000 円 | 月 8,000〜10,000 円 |
| 時間経過での総保障 | 減る (残期間に比例) | 一定 (期間中ずっと同額) |
| 向いている家庭 | 子育て中・生活費補填 | 相続税対策・住宅ローン |
| 解約返戻金 | 原則なし (掛け捨て) | 原則なし (掛け捨て) |
必要保障額の決め方
「死亡時に家族の生活費 + 教育費 − 遺族年金 − 配偶者収入」で計算します。
家族の生活費: 月 25 万円 × 12 = 年 300 万円
教育費: 子 2 人 × 1,000 万 = 2,000 万円 (子の成長期間に分割)
遺族基礎年金 + 厚生年金: 月 12 万 × 12 = 年 144 万円
配偶者収入: 月 10 万 × 12 = 年 120 万円
住宅ローン: 団信で消える → 0
不足: (300 + 教育費分) − 144 − 120 = 月 12〜15 万円 / 残期間 18 年
→ 収入保障保険 月 15 万・残 18 年
ライフステージ別の最適プラン
独身・子なし
→ 不要(葬儀費 200 万程度の終身保険のみで十分)。
結婚直後・子なし
→ 月 5〜10 万 × 配偶者の独立予想年数(5〜10 年)。配偶者が正社員なら最小限で OK。
子育て期(子 0〜10 歳)
→ 月 15〜25 万 × 子が独立するまで(18〜22 年)。収入保障保険の本命。
子育て期(子 10 歳〜)
→ 月 10〜15 万 × 残りの教育期間。子の独立まで残期間が短いので必要保障も減る。
子が独立後
→ 解約 or 終身保険に切替。生命保険の必要性は配偶者の生活費分のみ。
保険料を抑える 5 つのコツ
- 非喫煙者割引を使う: 30〜50% 安くなる。直近 1 年禁煙していれば申請可。
- ネット保険を使う: ライフネット・FWD 富士は対面販売費用がないため割安。
- 保障期間を短くする: 「60 歳まで」より「子の独立予想年齢まで」(例: 55 歳)の方が安い。
- 保険料払込免除特約は外す: ガンと診断されたら以後保険料免除、という特約。月 200〜500 円高くなる。手取り収入があれば不要。
- 毎年見直し: 子の成長 / 配偶者の収入変化に合わせて必要保障を再計算 → 月額を減らす。
よくある質問
- Q. 収入保障保険と定期生命保険、どっちがいい?
- 保険料を抑えたいなら収入保障保険。同じ「総保障額 1 億円」なら、定期生命保険は月 8,000 円、収入保障保険は月 2,500 円程度(30 歳・男性・60 歳まで)。子どもの成長に合わせて必要保障が減るのを保険料で反映するため、収入保障の方が合理的。
- Q. 月額型と一括型、どちらを選ぶ?
- 「月額 15 万円 × 残り期間」が標準(月額型)。一括型は「死亡時に 1 億円どん」で、相続税対策になる代わりに保険料は高め。家計の生活費を補填する目的なら月額型、相続対策なら一括型。多くの家庭は月額型で十分。
- Q. 非喫煙者割引はどのくらい得?
- 30〜50% 安くなる場合あり。例: 月 3,000 円 → 月 1,800〜2,100 円。非喫煙者証明(過去 1 年禁煙)は健康診断書 + 申告書で可能。喫煙者でも禁煙 1 年経過後に切替申請できる商品があるので、禁煙のタイミングで見直しを。
- Q. 就業不能特約は必要?
- 「死亡しなくても、長期の病気・ケガで働けなくなった場合」をカバー。月 5,000〜10,000 円程度の追加保険料で月 15 万円の給付。傷病手当金(健保から 1.5 年)切れ後の備え。自営業者・子育て中の家庭は付ける価値あり。サラリーマンは健保がある分、優先度は低め。
- Q. 団信があるから保険は不要?
- 団信は住宅ローンの残債を消すだけ。生活費・教育費は別途必要。収入保障保険で「住宅ローン以外の家族の生活費」を補填するのが王道。逆に団信に入っている場合、収入保障保険の必要保障額は「住宅ローン分を除いた額」で計算する。