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株式損失の 3 年繰越 完全ガイド
株式譲渡損失を 3 年間繰り越して、翌年以降の利益・配当と相殺する節税策。確定申告の手順、NISA との関係、注意点まで網羅。
最終更新 2026-05-20解説 / 投資約4分で読めます
繰越の仕組み
2026 年 株式譲渡損失 −100 万円 → 繰越
2027 年 株式譲渡益 +60 万 - 繰越 60 万 = ¥0 課税 (残繰越 40 万)
2028 年 株式譲渡益 +30 万 - 繰越 30 万 = ¥0 課税 (残繰越 10 万)
2029 年 株式譲渡益 +50 万 - 繰越 10 万 = 40 万 (40 万に課税)
合計節税: 100 万 × 20.315% = 約 20 万円
確定申告の手順
- 証券会社から年間取引報告書を取得
- 確定申告書 B + 第三表 (分離課税) を作成
- 「株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書」を添付
- 「申告書付表 (損失申告用)」も添付 → 翌年以降に繰越
- e-Tax で 2/16〜3/15 に提出
- 翌年も確定申告継続 (繰越維持のため)
よくある質問
- Q. 株式の損失繰越とは?
- 年間の株式譲渡損失を 3 年間繰り越せる制度。確定申告で「損失申告」すると、翌年以降の株式譲渡益 + 配当所得 (申告分離) と相殺できる。
- Q. NISA 口座の損失は繰越できる?
- できない。NISA は非課税口座なので損失も「ないもの」として扱われる。これが NISA の最大のデメリット。短期売買が多い人は特定口座も併用すべき。
- Q. 毎年確定申告が必要?
- 繰越する場合は毎年確定申告が必要 (利益が出た年も損失の年も)。サボると繰越がリセットされる。