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円建て vs ドル建て NISA 完全比較

「米国株は円建て投信 vs ドル建て個別株、どっちが得?」初心者には円建て投信、上級者でも実は円建てで十分。理由を整理します。

最終更新 2026-05-19解説 / 投資7分で読めます

米国に投資する 2 つの方法

① 円建て投資信託(推奨)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)等の投資信託を 円で購入。運用会社が裏で米株を保有・運用しますが、ユーザーは円のまま全て完結。為替手数料も信託報酬に含まれる(年 0.08% 程度)。

② ドル建て個別株・ETF

Apple (AAPL)・VTI・VYM 等の米国株を ドルで購入。証券会社で円→ドル為替を行い、米国市場で取引。為替手数料 1〜2% が発生(DMM 株は 0 円のキャンペーンあり)。

為替手数料の比較

経路片道為替手数料
SBI 証券(住信 SBI 経由)3 銭/ドル
楽天証券25 銭/ドル
マネックス証券(買付)0 円
DMM 株0 円
大手対面証券50 銭〜1 円

1 ドル = 150 円の時、25 銭の手数料は 0.17%。一回でも往復で 0.34%。月 1 回 20 年 × 240 回行うと累計手数料は無視できないコスト。

リターン比較

基本的に同じ指数(S&P500 等)に連動するなら、円建て投信もドル建て ETF もリターンは ほぼ同等。為替変動は両方に効くので、ドル建てだから為替メリット大というのは誤解。

  • 円建て eMAXIS Slim S&P500: 過去 10 年で年平均 約 12%
  • ドル建て VOO(同 S&P500 連動 ETF): 過去 10 年で年平均 約 11%
  • : 信託報酬の差(投信 0.08% vs ETF 0.03%)と為替手数料の影響

税制の違い

  • NISA 内なら両方とも非課税: 配当・売買益とも 0% 税
  • NISA 外の場合: ドル建て個別株の配当は米国源泉 10% → 日本側 20.315% で二重課税。外国税額控除で取り戻せるが手間
  • 円建て投信: 運用会社が裏で外国税額控除を処理済み(投資家には透明)
  • 結論: 配当目当てなら NISA 内で考えること。NISA 外なら円建て投信が手間少

結論: どちらを選ぶか

  • 初心者・忙しい人: 円建て投信一択。クレカ積立で機械的に自動化。
  • 配当生活希望(FIRE 後): VYM・SCHD 等のドル建て高配当 ETF を成長投資枠で。
  • 個別株の物色が好き: ドル建て一択。NVDA・MSFT 等を個別取引。
  • 為替リスクを取りたくない: 全世界株式(オルカン)で円・ドル・ユーロ・人民元を分散。
  • 結論: 95% の人にとっては 円建て投信。残り 5% のニッチな目的(配当生活・個別株好き)でドル建てを使う。

米国株 NISA におすすめの証券口座

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